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PGI compiler TIPS
NCAR Graphics(R) ライブラリの生成方法
アプリケーション・ポーティング > NCAR Graphics ライブラリの作成

 全てのコンパイル・オプション

PGI コンパイラを使用して NCAR Graphics(R) のライブラリを作成する

(2005年9月26日 初稿)
PGI コンパイラを使用して、NCAR Graphics(R) ライブラリを作成する手順を以下に述べます。

● NCARG のソースファイルを入手する

NCAR Graphics(R)のホームページから、ソースファイルを入手する。なお、GNU General Public License への同意が必要です。

 http://ngwww.ucar.edu/ng4.4/download.html

同意した後、submit ボタンを押すと、ソースファイルを提供するページに移行する。

● ソースファイルのアーカイブを展開する

ダウンロードした ncarg-4.4.1.src.tar.gz のアーカイブを Linux システム上の作業エリア(ここでは、/usr/local/src 配下)に移動します。このアーカイブを以下のコマンドで展開します。なお、英文での詳細なインストール方法のページは、こちらにあります

 (ルート権限)
  # cd /usr/local/src
  # gunzip ncarg-4.4.1.src.tar.gz

  # tar -xvf ncarg-4.4.1.src.tar

展開すると、ncarg-4.4.1 と言うディレクトリが作成されますので、そのディレクトリへ移動します。

   # cd ncarg-4.4.1

ここで、便宜的に NCAR Graphics source tree のトップレベルの環境変数 NCRAG をインストールのためにセットします。
以降のインストールの実行環境は、CSH 環境で行ってください。

   # csh
   # setenv NCARG /usr/local/src/ncarg-4.4.1  (C shell)

● 必要とされる他のライブラリの確認

NCAR Graphicsの X アプリケーションの構築を行う際に必要な X11 ライブラリがシステム上に存在するかを確認してください。最低限、X 関係の次のライブラリが必要となります。

  • X11
  • Xaw
  • Xext
  • Xm
  • Xmu
  • Xt

    ※これらのX の開発関係のライブラリは、一般には、/usr/X11R6/lib (32bit環境)、/usr/X11R6/lib64 (64bit環境)に存在しているはずです。

● 使用するコンパイラの定義

ライブラリを生成する際に使用する FORTRAN77 と ANSI C コンパイラを一時的に定義します。

  # setenv FC pgf90
  # setenv CC pgcc  

● Configure スクリプトの実行

# cd $NCARG  (CSH 環境であることを確認する)
# ./Configure -v (Q&A) # make Info (入力した内容の確認)
  • 32ビット-OS 環境で実行した場合、32bit 用のライブラリが作成されます。また、64bit-OS 環境の場合は、64bit 用のライブラリが生成されます。ご注意ください。
  • ./configure を実行すると、Q&Aが開始されます。ライブラリをインストールする場所(bin, lib, include, man ディレクトリ)を順次指定します。特に指定しない場合のデフォルの場所は、/usr/local/ncarg となります。
  • System temp space directory を聞いてきます(デフォルトは /tmp)
  • Use Fortran 90 to build Fortran libraries?  Fortranライブラリを構築する際に Fortran90 を使用するかを聞いてきますので、 yes と入力します。
  • Build HDF support (optional) into raster library? (y)  yes であれば、yを noであれば、n を入力してください。
  • Enter local library search path(s) : /usr/X11R6/lib64 X11系のサーチパス名を聞いてきますので、そのパス名を入力してください。表示されたものでよければ enter を押す。32ビット環境の場合は、/usr/X11R6/lib で、64ビット環境の場合は、/usr/X11R6/lib64 です。
  • Enter local include search path(s) : /usr/X11R6/include X11系のINCLUDE ファイルのパス名を聞いてきますので、そのパス名を入力してください。表示されたものでよければ enter を押す。
  • Go back and make more changes or review? (n) ここまでの入力の修正が必要であれば、yを入力します。
    Enter Return(default), y(yes), n(no), or q(quit) > n
  • Save current configuration ? (y) 構成ファイルを save する場合は y を入力します。
    Enter Return(default), y(yes), or q(quit) > y
  • これで、Makefile が自動生成されます。

● ’make Info’ による確認情報

# make Info
System File             LINUX
Binary Install Directory        /usr/local/ncarg/bin
Library Install Directory       /usr/local/ncarg/lib
Include Install Directory       /usr/local/ncarg/include
Manpage Install Directory       /usr/local/ncarg/man
Config Install Directory        /usr/local/ncarg/lib/ncarg/config
Data Base Directory     /usr/local/ncarg/lib/ncarg/database
Programmer Doc Dir      /usr/local/ncarg/lib/ncarg/doc
Reloc Obj. Directory    /usr/local/ncarg/lib/ncarg/robj
Examples Directory      /usr/local/ncarg/lib/ncarg/examples
Tutorial Directory      /usr/local/ncarg/lib/ncarg/tutorial
Test Directory          /usr/local/ncarg/lib/ncarg/tests
X App. Def. Directory   /usr/local/ncarg/lib/ncarg/xapp
f77 Compiler            pgf90
f77 Flags                -O
C Compiler              pgcc
cc Flags                 -O -I./include -I/usr/X11R6/include -DSYSV (下に続く)
            -D_POSIX_SOURCE -D_XOPEN_SOURCE -DByteSwapped -DNeedFuncProto

● Makefile の実行(ライブラリの生成)

# make Everything >& make-output &

 もし出力を見たいならば、以下のコマンドを引き続き実行してください。

# tail -f make-output
 (ログの出力)
 ・・・・・ 終了
# Cntl C でインターラプト

このライブラリの生成は、かなり時間が掛かります。正常に終了すれば、インストールは終了です。 make-output ファイルのログを確認してください。


MPIプログラムのコンパイル方法と実行方法

● NCAR Graphics ライブラリの使用

使用するユーザ毎に以下の環境変数を設定してください。

setenv   NCARG_ROOT   /usr/local/ncarg
setenv   PATH   $NCARG_ROOT/bin:$PATH
setenv   MANPATH   $NCARG_ROOT/man:$MANPATH
 あるいは、bash or sh の場合は、
export   NCARG_ROOT=/usr/local/ncarg
export   PATH=$NCARG_ROOT/bin:$PATH
export   MANPATH=$NCARG_ROOT/man:$MANPATH

● 動作確認

ユーザ環境で以下のコマンドが正常に動作するかどうか確認してください。
問題なく動作した場合、正常にライブラリがインストールされています。

# ncargex cpex08
CAR Graphics Fortran Example <cpex08> Copying cpex08.f Copying cpexcc.f
Compiling and linking... pgf90 -O -o cpex08 cpexcc.f cpex08.f -L/export/ncarg64/lib -L/usr/X11R6/lib64 -lncarg -lncarg_gks -lncarg_c -lX11 cpexcc.f: cpex08.f:
Executing <cpex08>... PLOT TITLE WAS EXAMPLE 8 INTEGER WORKSPACE USED 120 REAL WORKSPACE USED 400 AREA MAP SPACE USED 93250 FORTRAN STOP

Metafile file is named cpex08.ncgm.
# ctrans -d X11 cpex08.ncgm
(X11のアプリケーションですので、 DISPLAY 環境変数の設定が必要です) 以下の図画が描画されます。

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