
PGI コンパイラの歴史は 1980年代の後半まで遡ります。とりわけ、1990年代の初頭のインテル社製プロセッサベースのスカラ型スーパーコンピュータ (ASCI-Red) である米国 ASCI プロジェクトで採用された高性能コンパイラとして有名です。これ以降、PGI コンパイラは常にプログラムの高速化を目指し、そのバージョンアップを繰り返し、ユーザの多くのソフトウェアの高速化を支援してきました。また、過去の主要なコンパイラの構文に対する互換性だけでなく、一般的な他のコンパイラとのソースあるいはバイナリレベル(GNU)での互換性を提供します。
PGI Workstation コンパイラは、Linux、Windows(R)、 Mac OS X の各オペレーティング・システム上の全ての32 ビット x86 (IA-32) プロセッサと 64 ビットの AMD64 (AMD Opteron系) 並びに 64ビットの Intel 64 (インテルの最新プロセッサ) に対応します。特に、インテル社のプロセッサと AMD 社のプロセッサの二つのマイクロ・アーキテクチャレベルの最適化機能を有することが、大きな特長となっています。PGIコンパイラにより、これら x64 マルチコア・プロセッサ用の最適化、並列化が可能です。
自動並列化を含めた高度なマルチコア向け並列化機能搭載
単一のプロセッサ上での高い性能を提供するだけではなく、共有メモリシステム上のマルチプロセッサに対応した標準並列機能 OpenMP への対応および自動並列化機能の搭載により、マルチスレッド・アプリケーションをサポートします。また、実績に裏づけされた高い信頼性と過去の一般的な拡張言語体系もサポートすることにより、プログラムの移行が容易にできます。従って、過去の RISC/UNIX ワークステーションおよびサーバで開発されたプログラムをスムースにLinux / Windows/ Mac OS X 上の x86 環境並びに64ビット環境に移行できます。
MPI並列デバッガ,プロファイラも付属
PGI Workstation の各パッケージには、MPI/OpenMP 対応のソースレベルのデバッガ PGDBG と性能解析プロファイラ PGPROF が付属します。これらのツールは、GUI ベースの操作が可能であり、ユーザはプログラムをコンパイルし、デバッグし、性能のボトルネック部分をプロファイラによって確認できます。生成された実行モジュールは、並列スレッド数、MPI プログラムでの並列プロセス数には制限はありません。なお、実行モジュールは、PGI コンパイラがインストールされていない任意の互換性をもつシステム上で実行することができます。
NVIDIA GPGPU 用のアクセラレータ・コンパイル機能

PGI Accelerator™ コンパイラ機能は、NVIDIA社の GPU / GPGPU とその CUDA 開発環境を実装したシステム上で、GPU を活用するためのコンパイラを含めたプログラム開発環境を提供します。PGI Accelerator™ Workstationは、Fortran 2003 と C99 の二つの言語に対応しており、NVIDIA 社の GPU を備えた、全てのインテル(R)プロセッサ並びに AMD のプロセッサベースのシステム上で動作します。GPU用のアクセラレータコンパイル機能により、高級言語から GPU 実行用のコードを作成することができます。
※PGI コンパイラ製品は、「ダウンロード版」のみの販売となります。ライセンス証書並びに「日本語インストール関連のドキュメント」での納入になります。
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