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PCI DSS基準での運用を簡単に -- SIDfm 3.1 リリースノート

対象者 システムエンジニア向け、管理者向け

キーワード PCI DSS、セキュリティホール管理、パッチ管理、セキュリティ報告書, CVSS, リスク管理

2009年5月14日、SIDfm 3.1 をリリースします。今回のリリースでは、主にペイメントカード業界データセキュリティ基準(PCI DSS)に沿ったセキュリティホール対策を支援する機能が盛り込まれました。また、アプリケーションに存在するセキュリティホールを箱ひげ図を用いて表すことにより、ソフトウェアの脆弱性の分布傾向を明らかにしています。また、それらを比較することにより、アプリケーション選択の際のセキュリティリスク判断が行いやすくなりました。以下に、SIDfm 3.0 からの変更点をまとめます。

リリース項目

新機能

▶ 深刻なセキュリティホールが一目瞭然 -- 「ソフトウェアの危険度 警告ボード」

  • SIDfm でサービス提供しているソフトウェアに関して、新たに登録された「セキュリティホール」の危険度を表示します。表示期間は、PCI DSS 基準で対策期間として定められている直近1ヶ月と直近3ヶ月を切替えることができます。
  • 危険性は、共通脆弱性評価システム CVSS 2.0 による定量的評価により、「危険度指標」の警告表示を行っております。
  • 「深刻な影響を及ぼすセキュリティホール」が存在し対処していない場合は、極めて危険な状態に置かれていることを表します。
  • PCI DSS 基準を満たすための警告表示です。警告を発する危険度の判断基準は、SIDfmで定めています。
警告ボード

▶ セキュリティ対策やシステムインテグレーションが容易に -- 「CVSS基本値によるソフトウェア固有のセキュリティホールの分布」

  • 登録される個々のセキュリティホールは「CVSS基本値」による定量的指標により、脆弱性の度合いを判断できます。これにより、共通な指針でセキュリティ対策の優先度を判断できます。
  • 統計的な手法を用いて、ソフトウェア上で発見された、CVSS値を有する全てのセキュリティホールの脆弱度の分布を「箱ひげ図」(5数要約)で表したものです。ソフトウェアの脆弱性の分布傾向を理解し、セキュリティ対策やソフトウェア実装の計画等で利用できます。
箱ひげ図

▶ 全登録アイテムの危険度を一目で把握できます -- 「PCI DSS基準危険度天気図」

  • フィルタに登録された全アイテムについて、PCI DSS基準による危険度を表示しています。評価期間は、直近3ヶ月間です。すべてのアイテムの状態を一覧表示していますので、一目で状態を確認することができます。
PCI DSS基準危険度天気図

▶ 知りたい・重要な情報に素早く確実にアクセスできます -- 「My SIDfm 表示設定」

  • My SIDfm ページに表示する項目を選択できます。併せて、表示する順番を変更することができます。これにより、知りたい・重要な情報に素早くアクセスできます。また、「Security Hole Informations」と「NEWS UPDATES」は、表示件数を5、10、15から選択できます。
My SIDfmカスタマイズ

機能改善

▶ 早急に対処が必要なセキュリティホールの基準を変更しました。

  • 旧バージョンでは、「共通脆弱性評価システム CVSS」スコアが 10.0 のみを早急に対処が必要なセキュリティホールとしていましたが、本バージョンからは基準を見直し、名称を「CVSS=10]から「深刻な脆弱性」に変更しました。 「深刻な脆弱性」は、「共通脆弱性評価システム CVSS」の評価法で、以下の状態 (CVSSスコア=9.3 以上相当)と定義しました。これらについては、早急に対処が必要なセキュリティホールを示しています。
  • ・攻撃元(AV) : ネットワーク
  • ・攻撃成立条件の難易度(AC) : やや難、または簡単
  • ・攻撃前の認証要否(Au) : 不要
  • ・機密性への影響(C) : 全面的
  • ・保全性への影響(I) : 全面的
  • ・可用性への影響(A) : 全面的

▶ メール抽出ロジックを修正しました。

  • 特定の条件においてメールが正常に送信されない場合があったため、抽出ロジックを修正しました。
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